アラウィー(その他表記)al-`Alawī, Sayyid Aḥmad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アラウィー」の意味・わかりやすい解説

アラウィー
al-`Alawī, Sayyid Aḥmad

17世紀のイラン哲学者ミール・ダーマードのいとこで弟子である。のちに師の女婿になり,ミール・ダーマード没後のイスファハン学派の指導的学者一人となる。イブン・シーナー主著治癒の書』についてすぐれた注釈を残している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアラウィーの言及

【シリア】より


【自然】
 国土は山脈と谷間とからなる西側の狭い地域と,東に向かって緩やかに傾斜する広大な台地の東側とに分かれる。北西には南北に走るアンサリーヤAnsarīya山脈(アラウィー山脈Jibāl al‐‘Arawīyīna)があり,その西側面はなだらかに海へ降下し,狭い沿岸平野が開けている。この山脈の東側は急斜面をなし,これに接してオロンテス川が緩やかに蛇行し,平底の谷とカーブ湿地の陥没流域が開けている。…

※「アラウィー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android