最新 地学事典 「アラクタイト」の解説
アラクタイト
allactite
化学組成Mn7(AsO4)2(OH)8の鉱物。単斜晶系,空間群P21/a,格子定数a1.101nm, b1.210, c0.5498, β114°04′,単位格子中2分子含む。柱状または板状結晶,ときに花弁状集合体。劈開{001}明瞭,断口不規則,脆弱,硬度4.5, 比重3.83。ガラスときに断口面で油脂光沢,褐赤~紫赤色,条痕灰褐~淡褐色。屈折率α1.755, β1.772, γ1.774, 2V(-)≒~0°,光分散r>v,多色性著しい。MnをCaおよびMgが少量置換する。名称は多色性の著しいことからギリシア語のallatein(変化)に由来。
執筆者:坂巻 幸雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

