最新 地学事典 「マンガンヒューム石」の解説
マンガンヒュームせき
マンガンヒューム石
manganhumite
化学組成Mn7(SiO4)3(OH)2の鉱物。直方晶系,空間群Pbnm, 格子定数a0.4815nm, b1.0580, c2.1448, 単位格子中4分子含む。粒状集合,園石やアレガニー石などの結晶中に格子レベルでも存在。褐橙色,亜金剛光沢。劈開{010}に完全。硬度4,比重3.83。屈折率α1.707, β1.712, γ1.723, 2V(+)~40°, 光分散r>v弱。ヒューム石グループの一員で,ヒューム石のマンガン置換体。変成マンガン鉱床中にまれに産する。日本では京都府木津川市加茂町法花寺野の園石中に産出。
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

