アラップーザ(読み)あらっぷーざ(その他表記)Alappuzha

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アラップーザ」の意味・わかりやすい解説

アラップーザ
あらっぷーざ
Alappuzha

インド南部、ケララ州南部の港湾都市アレピー、アレッピーともいう。人口17万7079(2001)、24万0991(2011センサス)、周辺部を含む人口28万2727(2001)。市街地は、アラビア海とベムバナード湖(ラグーン)に挟まれた細長い砂嘴(さし)上に発達する。町の経済はココナッツ産業(おもに搾油および樹皮加工業など)に大きく依存し、ほかに黒コショウ、コーヒー、コプラなどが諸外国へ積み出される。8世紀末にイギリスによって開かれ、かつては南のキーロンとともに、大きな港町として栄えた。

[中里亜夫]

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