あらばこそ(読み)アラバコソ

デジタル大辞泉の解説

あらば‐こそ

[連語]
(助詞「も」に付いて)あろうはずはない。まったくない。「遠慮会釈もあらばこそ、ずかずかと部屋に上がりこんできた」
もし…であるなら…であろうが、実際はそうではないから、の意を表す。
「天地(あめつち)の神なきものに―我(あ)が思ふ妹に逢はず死にせめ」〈・三七四〇〉
[補説]1は、次に反対の内容を表す文がくる。「ない」よりも強い否定を表す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

あらばこそ

( 連語 )
〔「あるならばなあ」の意から転じて、「ない」よりも強い打ち消しを表す〕
全くない。ありはしない。 「そんな余裕も-」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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