アルドリン

百科事典マイペディア 「アルドリン」の意味・わかりやすい解説

アルドリン

化学式はC12H8Cl6。ドリン剤(有機塩素系殺虫剤)。略称HHDN。純品は白色結晶,工業品は不純物5%を含む暗色の粘液体。水に不溶,有機溶剤に可溶。酸,アルカリに安定。かつて日本でも多用されたが,土壌残留性が強く,哺乳(ほにゅう)類に対して急性毒性をもつため,現在は農薬の登録から抹消されている。
→関連項目化学物質審査規制法

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世界大百科事典(旧版)内のアルドリンの言及

【ドリン剤】より

…環状ジエン体に塩素が置換した一連の殺虫剤の総称。アルドリン,クロルデン,ディルドリン,エンドリン,ヘプタクロル,ベンゾエピン(α‐およびβ‐エンドスルファン)などがこの系列に含まれる。これらはディールス=アルダー反応(ジエン合成)によって製造され,いずれも土壌害虫に卓効があることから,日本でもこれらドリン剤が多用された。…

※「アルドリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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