アルハンブラの思い出(読み)アルハンブラのおもいで

百科事典マイペディア 「アルハンブラの思い出」の意味・わかりやすい解説

アルハンブラの思い出【アルハンブラのおもいで】

名ギター奏者として知られたタレガのギター曲。《Recuerdos de la Alhambra》。1896年作曲。グラナダ近郊のアルハンブラ宮殿の印象を優雅に描いたもので,終始トレモロ奏法を用いて,ギターならではの繊細な表現力を引き出した名品

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デジタル大辞泉プラス 「アルハンブラの思い出」の解説

アルハンブラの思い出

スペインの作曲家フランシスコ・タレガのギター独奏曲(1896)。原題《Recuerdos de la Alhambra》。グラナダのアルハンブラ宮殿を訪れたときの印象に基づく。トレモロ奏法を多用する技巧的な作品として知られる。

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世界大百科事典(旧版)内のアルハンブラの思い出の言及

【タレガ】より

…この楽器が迎えた〈20世紀のルネサンス〉を用意したことから〈近代ギター音楽の父〉と呼ばれ,後世に強い影響を残した。代表作に抒情的小品《アルハンブラの思い出》《アラビア風奇想曲》などがある。【浜田 滋郎】。…

※「アルハンブラの思い出」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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