20世紀西洋人名事典 「アルバートカルメット」の解説
アルバート カルメット
Albert Léon Charles Calmette
1863 - 1933
フランスの医学・細菌学者。
元・パスツール研究所所長代行。
7年間の海軍軍医をし、1891年〜93年はサイゴンにあるパスツール研究所初代所長となった。’06年に牛から培養した弱毒性ワクチンを創製し、唯一の結核予防用ワクチンBCGとなった。’25年より人にも接種が始まり、小児白血病に対しても予防効果があることも認められている。1913年〜32年はパリのパスツール研究所長代行となった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報