最新 地学事典 「アルパイン断層」の解説
アルパインだんそう
アルパイン断層
Alpine fault
ニュージーランド南島のニュージーランドアルプス北西麓を走る長大な右横ずれ断層。これはケルマデック海溝とマッコーリ海嶺北西側の海溝をつなぐトランスフォーム断層であり,北西側インド・オーストラリアプレートと南東側太平洋プレートの間の境界をなす。ジュラ紀以降の総水平変位量は右ずれ500kmに達する。アルパイン断層は,同時に,南東側が北西側に衝上する成分を有し,その隆起量は20kmを超える。現在も,活断層として北西側への衝上成分を含む右横ずれ運動を続けている。
執筆者:伊藤 谷生・杉村 新
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

