アルビ派(読み)アルビは(その他表記)Albigeois

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルビ派」の意味・わかりやすい解説

アルビ派
アルビは
Albigeois

キリスト教異端の一派,カタリ派の南フランス分流。原語はアルビ地方の人々の意。1149年カタリ派最初の司教が北フランスに置かれたのに続きアルビとロンバルディア地方にも設置された。1167年ボゴミール派司教ニケタスが南フランスを訪問,以後この地方がカタリ派の牙城となる。1209年アルビジョア十字軍は北フランス貴族に率いられ,アルビの中心ツールーズの住民を無差別に虐殺した。13世紀後半にはフランスのアルビ派は衰退し,1330年には消滅した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む