栄養・生化学辞典 の解説 アルブミングロブリン比 A/G比ともいう.血漿のアルブミンとグロブリンの比を表す.栄養失調や肝障害などの場合に低下するので,以前から臨床検査に用いられた.しかし,これらの目的のためには,より敏感な指標(例えばトランスチレチン,インスリン様成長因子I,レチノール結合タンパク質,トランスフェリン,フィブロネクチンなどの,ターンオーバー速度のより速いタンパク質の定量)も開発されている. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報