最新 地学事典 「アルモリカ地塊」の解説
アルモリカちかい
アルモリカ地塊
Armorican massif
フランス,ブルターニュ(Bretagne)からノルマンディー(Normandie)にかけて分布する原生界~下部古生界からなる地塊。ブルターニュ地塊とも。おもにIcartian(旧Pentevrian)とBrioverianからなる。Icartianは北部ブルターニュ~ノルマンディーにかけて限られた分布をもち,花崗閃緑岩起原の正片麻岩から構成され,ジルコンのU-Pb年代は約2,000Ma。Brioverianは主に原生代末の千枚岩などからなる。両者は,原生代末のCadomian変動を受け,下部古生界に不整合に覆われ,さらにヘルシニア期の変動を受ける。
執筆者:O.Fabbri・加納 隆
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

