最新 地学事典 「ブリオベール系」の解説
ブリオベールけい
ブリオベール系
Brioverian 仏◆Brioverien
フランス,ブルターニュ~ノルマンディー地方のアルモリカ地塊を構成する原生界上部層。おもに千枚岩からなるが,非変成岩もありカンブリア系・オルドビス系に不整合に覆われる。カルクアルカリ質の火山岩(スピライトやケラトファイアー,650~640Ma)・MO RBタイプのソレアイト・黒色頁岩・黒色チャート(phtanite)・凝灰質砂岩・石灰岩・タービダイト・diamictiteなどからなる。北部では原生代末期(Cadomian造山運動)の変成作用を受ける。西部~南部では古生界下部層を含み,主要な変形・変成はヘルシニア期。この他ピレネー北部山麓,French Alps, コルシカ島西部などにブリオベール系相当層が分布。
執筆者:O.Fabbri・加納 隆
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

