20世紀西洋人名事典 の解説
アレクサンドル ドプチェク
Alexander Dubček
1921.11.27 - 1992.11.7
チェコスロバキアの政治家。
元・チェコスロバキア共産党第一書記。
スロバキアのウフロベチ生まれ。
ソ連共産党中央委員会附属党政治大[’58年]卒。
幼い頃、ソ連で過ごし、1938年帰国。翌年共産党員となり’44年スロバキア対独蜂起に参加。’58年ブラチスラバ地区党書記を経て、’62年党政治局員となる。’68年ノボトニーの辞任に伴い、党第一書記に就任し、「人間の顔をした社会主義」を提唱し、’69年まで務める。党第一書記解任後、駐トルコ大使も務めたが、’70年には党を除名され、ブラチスラバの森林監視企業に勤務。’74年ドプチェク書簡を発表する。’89年チェコ連邦議会議長に選出される。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」（1995年刊）20世紀西洋人名事典について 情報