アレクサンドルーポリス(その他表記)Alexandroúpolis

改訂新版 世界大百科事典 「アレクサンドルーポリス」の意味・わかりやすい解説

アレクサンドルーポリス
Alexandroúpolis

ギリシア北東部,トルコとの国境に近い町。人口3万4535(1981)。テッサロニキ~イスタンブール間の鉄道の駅,空港,小さな人工の港がある。現在の名称は1911年以来のもので,トルコ領時代にはデデアガチDedéagachと呼ばれた。近くにローマ帝国の宿駅トラヤノポリスの跡がある。また〈勝利女神ニケ)〉像の出土で有名なサモトラケ島はこの町の沖合30kmで,便船の連絡がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む