アレサフランクリン(その他表記)Aretha Franklin

現代外国人名録2016 「アレサフランクリン」の解説

アレサ フランクリン
Aretha Franklin

職業・肩書
ソウル歌手

国籍
米国

生年月日
1942年3月25日

出生地
テネシー州メンフィス

本名
Franklin,Aretha Louise

勲章褒章
自由勲章(米国大統領)〔2005年〕

受賞
グラミー賞(20回)

経歴
バプテスト教会の高名な説教師でゴスペル歌手の父を持ち、幼い頃から教会で歌い、14歳でフランクリン聖歌隊のソロのゴスペル歌手として演奏旅行した。1960年ニューヨークに出てCBSからデビューし、ジャズ歌手の新星として期待された。数年クラブなどで歌い、’67年に前年契約したアトランティックから、ソウル・シンガーとしてLP「I Never Loved a Man the Way I Love You」やシングル「Respect(レスペクト)」などを出し大ヒット。同年より’74年まで8年間グラミー賞を連続受賞。ゴスペルを基礎とした、張りつめた高音のソウル・ソングで、スーパースターとなった。’80年アリスタに移籍。’87年ジョージ・マイケルとのデュエット曲「愛のおとずれ」をリリース。他の作品に「Today I Sing the Blues」(’60年)、「I Say a Little Prayer」(’68年)、アルバムに「レディ・ソウル」(’68年)、「アメージング・グレース」(’72年)、「アレサ」(’86年)など。’99年自伝「アレサ」を発表。2009年オバマ大統領の就任式典で祝唱した。“ソウルの女王”“レディ・ソウル”と呼ばれる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

知恵蔵mini 「アレサフランクリン」の解説

アレサ・フランクリン

歌手。1942年3月25日、米国テネシー州生まれ。ゴスペル歌手として活動後、61年にコロムビア・レコードと契約してデビューする。66年にアトランティック・レコードに移籍。「リスペクト」「ナチュラル・ウーマン」「小さな願い」など数多くのヒット曲を発表し、「ソウルの女王」と呼ばれ、グラミー賞を18回受賞。87年には女性として初めてロック殿堂入りを果たし、2005年には大統領自由勲章を受章した。公民権運動や女性の権利拡大を求める運動を支持し、大きな影響を与えたことでも知られる。10年にがんと診断されて以降も音楽活動を続けていたが、18年8月16日に死去した。享年76。

(2018-8-21)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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