あれさ

精選版 日本国語大辞典 「あれさ」の意味・読み・例文・類語

あれ‐さ

感動
応答などする場合、かるくはさむことば。女性が用いる。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「『もうお帰んなさいましたか』『アレサ、まだ帰(けへ)らねへ所(とこ)だはな』」
② 応答などする場合、かるくおさえるのに用いることば。いけない。いやだ。
※人情本・花筐(1841)二「アレサお耄(とぼけ)でない、お前毎日朝晩口つづけに、賞めてお在(い)でぢゃアないか」
③ 人に呼びかける時などに発することば。女性が用いる。
怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉六「アレサ志丈さん、アア往て仕舞た」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android