あれつく

精選版 日本国語大辞典 「あれつく」の意味・読み・例文・類語

あれ‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 語義未詳。
    1. [初出の実例]「藤原の大宮仕へ安礼衝(アレつく)処女(をとめ)がともは羨(とも)しきろかも」(出典万葉集(8C後)一・五三)
    2. 「八千年(やちとせ)に 安礼衝(アレつか)しつつ 天(あめ)の下 知らしめさむと」(出典:万葉集(8C後)六・一〇五三)

あれつくの補助注記

生まれ付く、潔斎して天皇に仕える、神秘的な力をもって神や天皇に仕えるなどの意とする説がある。また「あれつぐ」とよんで、代々生まれ継ぐ意とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android