あれ‐つ・く
- 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 語義未詳。
- [初出の実例]「藤原の大宮仕へ安礼衝(アレつく)や処女(をとめ)がともは羨(とも)しきろかも」(出典:万葉集(8C後)一・五三)
- 「八千年(やちとせ)に 安礼衝(アレつか)しつつ 天(あめ)の下 知らしめさむと」(出典:万葉集(8C後)六・一〇五三)
あれつくの補助注記
生まれ付く、潔斎して天皇に仕える、神秘的な力をもって神や天皇に仕えるなどの意とする説がある。また「あれつぐ」とよんで、代々生まれ継ぐ意とする説もある。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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