普及版 字通 の解説
19画
(異体字)
19画
[字訓] かえる・あおがえる
[説文解字]
[字形] 形声
蛙の初文。声符は圭(けい)。圭に哇(あ)・(わ)の声がある。〔説文〕十三下に「は蝦なり」とし、黽(びん)をその象形とする。〔説文通訓定声〕に「(うなじ)を以て鳴くなり。俗に之れを田鷄と謂ひ、揚州に之れを水鷄と謂ひ、亦た吠蛤(はいかふ)と曰ふ。其の聲の閣閣たるを言ふなり」とし、また「はふべきも、蝦はふべからず。同にして異物」という。字はまたに作り、一般には蛙を用いる。
[訓義]
1. かえる、あおがえる。
2. がま。
3. みだらな声、だみ声。
[熟語]
咬▶・声▶・黽▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報