ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンジジャン州」の意味・わかりやすい解説 アンジジャン〔州〕アンジジャンAndizhan ウズベキスタン最東部の州。州都アンジジャン。フェルガナ盆地東部にあり,西部は平野,東部はフェルガナ山脈,アライスキー山脈へ移行する山麓地帯からなる。シルダリアの源流カラダリヤ (川) が州を東から西に貫流する。都市人口が3分の1にすぎない農業地帯で,大フェルガナ,南フェルガナ,大アンジジャンなどの運河による灌漑地帯に綿花 (播種面積の4分の3) ,果樹などを栽培し,養蚕も盛んである。鉱工業では石油,天然ガスの採取,綿花洗浄,食品工業がおもである。アンジジャンを中心に鉄道が3方向に延び,コカンドとキルギスのオシを結ぶハイウェーが通る。面積 4200km2。人口 179万 5100 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by