現代外国人名録2016 「アンソニーアービン」の解説
アンソニー アービン
Anthony Ervin
- 職業・肩書
- 水泳選手(自由形) シドニー五輪競泳男子50メートル自由形金メダリスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1981年5月26日
- 出生地
- カリフォルニア州バーバンク
- 経歴
- アフリカ系の父と白人の母のもとに生まれる。2000年全米大学体育協会(NCAA)選手権で50メートル自由形の短水路世界記録をマーク。同年シドニー五輪で米国水泳五輪代表初のアフリカ系選手となり、50メートルで同僚のゲーリー・ホールと21秒98の同タイムで金メダルを獲得、400メートル自由形リレーは銀メダル。2001年世界選手権50メートル、100メートルで2冠を達成。2003年世界選手権代表。2005年災害援助の義援金として寄付するためシドニー五輪の金メダルを売って話題になった。その後、アルコール中毒に陥り、うつに悩んで自殺を図ったり、警察から逃げたりと荒れた生活を送る。見かねた友人にスイミングクラブのコーチの職を勧められ、純粋な子供たちと接するようになってから水泳への思いが蘇り、競技への復帰を決意。2010年本格的に泳ぎ始め、2012年31歳でロンドン五輪50メートルに出場、12年ぶりの金メダルを目指したが、5位に終わった。190センチ、73キロ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報