アンテナ分子(読み)アンテナブンシ

デジタル大辞泉 「アンテナ分子」の意味・読み・例文・類語

アンテナ‐ぶんし【アンテナ分子】

アンテナのような働きをする分子のこと。太陽光を捕集して化学エネルギーに変換するルテニウム錯体などの色素分子や、特定抗原を認識する細胞膜上の受容体たんぱく質などをいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android