アン-ハサウェイの家(読み)アンハサウェイのいえ

世界の観光地名がわかる事典 「アン-ハサウェイの家」の解説

アンハサウェイのいえ【アン-ハサウェイの家】

イギリスのイングランド中部のストラトフォードアポンエイヴォン(Stratford-upon-Avon)郊外、ショッテリー村にある家屋。ストラトフォードアポンエイヴォンは文豪ウィリアム・シェークスピア(William Shakespeare、1564~1616年)の故郷として世界的に知られる町である。シェークスピアは18歳のとき、8歳年上のアン・ハサウェイと結婚したが、ショッテリー村には、アンが生まれ、結婚するまで暮らした萱葺(かやぶ)き屋根の生家(15世紀中ごろに建設された農家)が当時のまま保存されている。内部には当時の暖炉やパン焼き窯も残っている。シェークスピアの生家からは2kmほどのところにあり、散策路が整備されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android