アンボアーズ城(読み)アンボアーズジョウ

デジタル大辞泉 「アンボアーズ城」の意味・読み・例文・類語

アンボアーズ‐じょう〔‐ジヤウ〕【アンボアーズ城】

Château d'Amboise》フランス中西部、アンドル‐エ‐ロアール県の都市アンボアーズロアール川を見下ろす高台にある城。15世紀末、シャルル8世がゴシックフランボワイヤン様式に改築。城壁内のサンユベール礼拝堂には、レオナルド=ダ=ビンチが埋葬されている。新教徒のユグノー派が、カトリック支持者ギーズ公から幼いフランス王フランソワ2世奪回を企てたものの、裏切りにより発覚、その結果多くの新教徒が虐殺された1560年の事件、「アンボアーズの陰謀」の地として知られる。ロアール渓谷流域の古城の一つとして、2000年に「シュリー‐シュル‐ロアールとシャロンヌ間のロアール渓谷」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。アンボワーズ城

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android