法則の辞典 「アヴォガドロの法則」の解説 アヴォガドロの法則【Avogadro's law】 「同温・同圧・同体積の気体は同数の分子を含む」 イタリアのアメデオ・アヴォガドロが1806年に提案したもの.長いこと「仮説」と呼ばれてきたが,分子の存在が確実なものとなってからこう呼ばれるようになった.理想気体についてはきちんと成立するから,現在では「アヴォガドロの法則」となり,教科書などでもこちらしか採用されていない.ただし,教科書や日本化学会の用語は以前のシステムをとっているため,現在でも昔のままの文字遣いで「アボガドロの法則」*のままである. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報