ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アーガー・ミラク」の意味・わかりやすい解説 アーガー・ミラクĀghā Mīrak ペルシア・ミニアチュール (細密画) のタブリーズ派の代表画家。 16世紀中頃活躍。イスファハン出身。サファビー朝のシャー・タフマースプ1世の親しい友であったといわれる。巨匠ベヘザードの弟子で画風は師の影響を強く受けているが,より装飾的。建築描写にすぐれた。代表作品はニザーミーの『ハムセ』の写本挿絵 (1539~42,大英博物館) 。弟子にスルタン・ムハンマドがいる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報