ベヘザード(その他表記)Behzād

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベヘザード」の意味・わかりやすい解説

ベヘザード
Behzād

[生]1455?.ヘラート
[没]1536?.タブリーズ
ペルシア・ミニアチュール (細密画) の代表画家。フルネーム Ustād Kamāl Ad-dīn Behzād。ヘラート派の中心人物として,チムール朝のスルタン,フサイン・バイカラの庇護を受けてヘラート美術院院長として活躍。 1506年のスルタンの死後,サファビー朝のシャー・イスマーイール1世からタブリーズに招かれて宮廷図書館長となり (1522) ,タブリーズ派の基礎を築いた。いきいきとした人物描写と自然主義的な風景を,豊かな色彩と調和させて情趣ある画面を構成し,中国的要素の少ないペルシア・ミニアチュールの作風を確立した。主要作品はニザーミー著『ハムセ』,サーディーの詩『果樹園』 Bustānの写本挿絵。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む