20世紀西洋人名事典 「イオーシフスターリン」の解説
イオーシフ スターリン
Iosif Vissarionovich Stalin
1879.12.21 - 1953.3.5
ソ連の政治家。
元・ソ連邦閣僚会議議長,元・ソ連邦共産党書記長。
グルジア出身。
本名ジュガシュヴィリ〈Dzhugashvili〉。
靴屋の子として生まれ、早くからマルクス主義を学び、上級神学校で非合法サークルを組織、放校処分を受ける。その後チフリス、バクー等で地下運動に従事、逮捕、流刑、脱走を繰り返し1917年帰還後ボリシェビィキの機関誌「プラウダ」の編集に携わり、ロシア十月革命に参加。革命後は初代民族人民委員として入閣し党書記長を務め、レーニン死後独裁的に全権力を握りソ連型社会主義の基礎をつくる。大粛清以来「理論の父」として個人崇拝を生み出す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報