イギリス-ポーランド相互援助条約(読み)イギリス−ポーランドそうごえんじょじょうやく

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

イギリス−ポーランド相互援助条約
イギリス−ポーランドそうごえんじょじょうやく

1939年ヒトラーに対抗して,イギリスポーランドが結んだ条約
1939年ドイツチェコスロヴァキアを解体したのちには,宥和政策をとっていたイギリスのチェンバレンはその政策の誤りを悟った。それに対しヒトラーはポーランドを孤立化させれば英仏は介入しないと考え,8月独ソ不可侵条約を結んだ。しかしヒトラーの予想に反して,わずか2日後にイギリス議会はポーランドとの相互援助条約を批准し,9月ドイツがポーランドに侵攻すると,イギリスはドイツに宣戦を布告した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む