旺文社世界史事典 三訂版 の解説
イギリス−ポーランド相互援助条約
イギリス−ポーランドそうごえんじょじょうやく
1939年ドイツがチェコスロヴァキアを解体したのちには,宥和政策をとっていたイギリスのチェンバレンはその政策の誤りを悟った。それに対しヒトラーはポーランドを孤立化させれば英仏は介入しないと考え,8月独ソ不可侵条約を結んだ。しかしヒトラーの予想に反して,わずか2日後にイギリス議会はポーランドとの相互援助条約を批准し,9月ドイツがポーランドに侵攻すると,イギリスはドイツに宣戦を布告した。
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