イタリア合理主義(読み)イタリアごうりしゅぎ(その他表記)Italian rationalism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イタリア合理主義」の意味・わかりやすい解説

イタリア合理主義
イタリアごうりしゅぎ
Italian rationalism

1920~40年代にイタリアにおいて建築を主導した運動。 1926年 G.テラーニや A.リベラらの組織するグルッポ7が,ヨーロッパ諸国の近代主義建築運動をうしろだてに新建築を目指す論文を発表したのが始りとされる。 28年創刊の建築雑誌『カサベッラ』が論陣を張り,リベラらはイタリア合理主義建築運動 MIARを組織して,28年より展覧会を主催。イタリアにおける政治的,文化的な論争を背景に,独特の近代主義運動が展開された。その規範ともいえる作品が,規則的な構造の枠組みに従った立面の構成を特徴とするテラーニのカサ・デル・ファッショ (ファシストの家) である。

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