イチゴキリガ(読み)いちごきりが

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イチゴキリガ」の意味・わかりやすい解説

イチゴキリガ
いちごきりが / 苺切蛾
[学] Orbona fragariae

昆虫綱鱗翅(りんし)目ヤガ科に属するガ。ユーラシア大陸に広く分布するが、日本にもまれではなく、晩秋に出現して越冬し、翌春に活動して植物の蜜を吸う。灯火に集まることはない。はねの開張57~59ミリメートル内外。前ばねは灰褐色、後ろばねは黒色を帯び黄色の縞(しま)模様がある。幼虫は多種の植物の葉を食べる。和名は学名(種名)のフラガリアFragaria(オランダイチゴ属の意)の訳語によったものでとくにイチゴと関係があるわけではない。

[杉 繁郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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