イディオ地向斜(読み)イディオちこうしゃ(その他表記)idiogeosyncline

岩石学辞典 「イディオ地向斜」の解説

イディオ地向斜

造山運動の後期に,造山帯の内側または内部に生じた地向斜.堆積物の厚い系列で埋められた地向斜で,褶曲がないか非常に弱いものである.この型のイディオ地向斜はインドネシアのスンダ列島の北方の火山弧にあって,ベンメレン(Van Bemmelen)が1933年に命名した.この地向斜は末期にはスティレ(Stille)やカイ(Kay)による準地向斜(parageosyncline)となる[Umbgrove : 1933, 木村ほか : 1973].そのため真の地向斜と見なさない意見がある[Aubouin : 1965].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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