イブン・サウード家(読み)イブン・サウードけ(その他表記)Ibn Sa`ūd

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イブン・サウード家」の意味・わかりやすい解説

イブン・サウード家
イブン・サウードけ
Ibn Sa`ūd

サウジアラビア王国王家アラビア半島のナジド高原にある小邑ダルイーヤの豪族であったが,イスラム復古主義を説いたムハンマド・イブン・アブドゥル・ワッハーブを保護して 18世紀中頃から周辺勢力を伸展させた。 19世紀末には一時期クウェートに亡命したが,20世紀初頭アブドゥル・アジーズ (→イブン・サウード ) がリヤードを奪回して今日のサウジアラビア王国を樹立した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む