ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イブン・サウード家」の意味・わかりやすい解説 イブン・サウード家イブン・サウードけIbn Sa`ūd サウジアラビア王国の王家。アラビア半島のナジド高原にある小邑ダルイーヤの豪族であったが,イスラム復古主義を説いたムハンマド・イブン・アブドゥル・ワッハーブを保護して 18世紀中頃から周辺に勢力を伸展させた。 19世紀末には一時期,クウェートに亡命したが,20世紀初頭アブドゥル・アジーズ (→イブン・サウード ) がリヤードを奪回して今日のサウジアラビア王国を樹立した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by