最新 地学事典 「イベリア地塊」の解説
イベリアちかい
イベリア地塊
Iberian massif
イベリア半島の大部分を占めるバリスカンの地塁。北縁のピレネーと南縁のベティックコルディレラはアルプス山地。西部のイベリア高原(Iberian Meseta)はおもに下~中部古生界からなり,大量のバリスカン花崗岩が貫く。中~東部は,これらを古生界上部層~中生界が覆う。ポルトガルからスペイン西部にかけて先カンブリア界が存在し,下部カンブリア系に覆われた非変成の砂質~泥質岩や600Maの年代を示す正片麻岩(珪長質火山砕屑岩を伴う)があり,同地塊北縁部の海底から2,700~1,900Maのグラニュライトがドレッジされている。
執筆者:O.Fabbri・加納 隆
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

