インカ鉱(読み)インカこう

最新 地学事典 「インカ鉱」の解説

インカこう
インカ鉱

incaite

鉱物の一種。かつてインカ鉱と表されたが,現在ではフランキー鉱(franckeite)と表される。Undefined control sequence \leqq。合成でも天然でもSn2>Pbのものが知られている。フランキー鉱グループ。三斜晶系(擬正方晶系,擬六方晶系),空間群P1あるいは,格子定数a0.469nm, b0.582, c1.73, α90°, β94.66, γ90,単位格子中の分子数8。色:鉛灰~鉄黒色,金属光沢,反射光での色:灰白,弱い多色性,非常に弱い異方性,反射能37~39%(470nm),36~37(546),35~37(589),34~36(650)。針状~板状結晶集合体,ふつうは塊状,劈開{010}完全,硬度2.5~3 ,比重5.90(測定値),5.88(計算値)。鉱脈鉱床・スカルン鉱床から黄錫鉱・方鉛鉱・方解石などと産出。原産地はボリビアポトシのChocaya鉱山。ドイツ人鉱山技師Johann Heinrich Karl Francke(1832-1907),Ernst Otto Francke(1838-1913) 兄弟にちなみ命名。参考文献M.Shimizu et al. (1992) Min. Petrl.,Vol. 46:155

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