日本大百科全書(ニッポニカ) 「インガフォールダム」の意味・わかりやすい解説 インガ・フォール・ダムいんがふぉーるだむInga Fall Dam アフリカ中央部、コンゴ(ザイール)川下流のインガ急流部に隣接する、ココロ谷を貯水池化するための一連の施設。ココロ谷の出口に建設されたションゴ・ダム、コンゴ川とココロ谷を分離するフワマロ・ダム、コンゴ川からココロ谷に導水するための水路などの総称である。ションゴ・ダムのインガ第一発電所は1976年に運転を開始し、第二発電所とあわせて最終的には155万キロワットの発電を計画している。[石﨑正和] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例