い向かふ(読み)イムカウ

デジタル大辞泉 「い向かふ」の意味・読み・例文・類語

い‐むか・う〔‐むかふ〕【い向かふ】

[動ハ四]《「」は接頭語
向き合う。
天の川―・ひりて一年ひととせに二度逢はぬ妻恋に」〈・二〇八九〉
敵対する。
「けだしこれ国神くにつかみ(ノ中ニ)―・ふ者ありてか」〈鴨脚本神代紀・下〉

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関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「い向かふ」の意味・読み・例文・類語

い‐むか・う‥むかふ【い向】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「い」は接頭語 ) 向かう。向きあう。また、敵対する。はむかう。
    1. [初出の実例]「汝は手弱女人(たわやめ)にはあれど伊牟迦布(イムカフ)神と面勝(おもか)つ神なり」(出典古事記(712)上)

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