デジタル大辞泉 「い向かふ」の意味・読み・例文・類語 い‐むか・う〔‐むかふ〕【い向かふ】 [動ハ四]《「い」は接頭語》1 向き合う。「天の川―・ひ居をりて一年ひととせに二度逢はぬ妻恋に」〈万・二〇八九〉2 敵対する。「けだし是これ国神くにつかみ(ノ中ニ)―・ふ者ありてか」〈鴨脚本神代紀・下〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「い向かふ」の意味・読み・例文・類語 い‐むか・う‥むかふ【い向】 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「い」は接頭語 ) 向かう。向きあう。また、敵対する。はむかう。[初出の実例]「汝は手弱女人(たわやめ)にはあれど伊牟迦布(イムカフ)神と面勝(おもか)つ神なり」(出典:古事記(712)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例