ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウイジュ」の意味・わかりやすい解説 ウイジュ(義州)ウイジュǓiju 北朝鮮,ピョンアンプク (平安北) 道の北西部にある町。ウイジュ郡の郡庁所在地。北と西はアムロク (鴨緑) 江にのぞみ,南と東を丘陵に囲まれる。中国東北地方との交通の要地として早くから開けた。李氏朝鮮の末期には道庁所在地で,1904年開市場となった。 06年,19km下流のシヌイジュ (新義州) が京義鉄道の終点となったために繁栄を奪われ,24年には道庁も移転した。農業が行われ,絹布を産する。付近にはウイジュ金山などがあり,金の産出が多い。城壁が残り,統軍亭の古跡がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by