ウィゼル石(読み)ウィゼルせき

最新 地学事典 「ウィゼル石」の解説

ウィゼルせき
ウィゼル石

wiserite

化学組成(Mn2+, Mg)14(B2O5)4(OH)8・(Si, Mg)(O, OH)4Clの鉱物。正方晶系,空間群P4/n,格子定数a2.0192nm, c0.3281, 単位格子中2分子含む。白およびやや茶色もしくは赤味を帯びる。絹糸状光沢。繊維状晶の塊,劈開{001}完全,硬度2.5, 比重3.54。屈折率ω1.76, ε1.7085, 一軸性負~光学異常によりやや二軸性を示すことがある。原産地はスイス,St.GallのGonzen鉱山で,キミマン鉱・サセックス石と共生。日本では群馬県利東鉱山ほか少量だが20ヵ所近くのマンガン鉱山から産出。名称はスイスの鉱物・化学者D.F.Wiser(1802~78)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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