20世紀西洋人名事典 の解説
ウィリアム・ジェラルド ゴールディング
William Gerald Golding
1911.9.19 - 1993.6.19
英国の作家。
コーンウォール州生まれ。
小劇団の座付き作者兼俳優を経て、海軍軍人として第二次大戦に従軍し、ノルマンディー上陸作戦などに参加する。戦後教師生活に戻るが、1954年小説「蝿の王」で一躍文壇の注目を浴びる。その後、「継承者」(’55年)や「ピンチャー・マーチン」(’56年)、「ピラミッド」(’67年)など人間の原罪をあつかった重厚な作品を発表し、’83年ノーベル文学賞を受賞する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報