注目(読み)チュウモク

デジタル大辞泉 「注目」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐もく【注目】

[名](スル)
注意して見つめること。「目の前の舞台注目する」
関心をもって見守ること。「注目に値する意見」「注目される作品
旧軍隊などで、姿勢を正し相手に目をそそいで敬意を表すこと。また、それを命じる語。
[類語]注視刮目目配り凝視熟視目撃着目着眼直視正視見る眺める見遣みや見詰める見入る見据えるにらむ目に留まる目を留める目を配る目を注ぐ目を凝らす目を付ける目を向ける目を呉れる視線を注ぐ目を遣る目にするまじまじじっとじろじろじろりきょろりぎょろりきょときょときょろきょろぎょろぎょろしげしげつくづくはたはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ視一視目する見張る見澄ます虎視虎視眈眈たんたん目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を光らす目を転ずる目を向ける目が行く目を皿にする

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精選版 日本国語大辞典 「注目」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐もく【注目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 目を向けてよく見ること。注意して見ること。関心をもって見守ること。注視。〔布令字弁(1868‐72)〕
    1. [初出の実例]「此処は駅路行人皆な僕に注目(チウモク)し、亦他見の嫌疑あり」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三)
    2. [その他の文献]〔晉書‐孫恵伝〕
  3. 旧軍隊などで、指揮者、説明者などを注視させること。また、そのための命令の語。
    1. [初出の実例]「曲り角からヒョックリ将校が…此方の兵士周章(あわただ)しく挙手注目(チウモク)を行(や)って」(出典:閑耳目(1908)〈渋川玄耳〉敬礼の取消)

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普及版 字通 「注目」の読み・字形・画数・意味

【注目】ちゆうもく

注視。

字通「注」の項目を見る

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