20世紀西洋人名事典 の解説
ウィリアム・ハワード タフト
William Howard Taft
1857 - 1930
米国の政治家。
元・米国大統領。
オハイオ州生まれ。
1892年から8年間巡回裁判所判事として活躍し、1900年から4年間フィリピン植民地総督を務める。その後’08年までT.ルーズベルト政権下で陸軍長官となる。その間’05年桂‐タフト協定や’07年日米紳士協約を締結させるなど意欲的に活動。’08年ルーズベルトの後継者として共和党より第27代大統領に当選。「ドル外交」を推進し、’09年ペーン‐オルドッチ関税法を施行した。’12年の選挙で敗北し、翌年エール大学教授となり、晩年は’21年より9年間最高裁長官となり、活動する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報