現代外国人名録2016 「ウィリアムペリー」の解説
ウィリアム ペリー
William James Perry
- 職業・肩書
- 政治家,数学者 スタンフォード大学上級研究員・FSI名誉教授 元米国対北朝鮮政策調整官,元米国国防長官
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1927年10月11日
- 出生地
- ペンシルベニア州バンダーグリフト
- 学歴
- スタンフォード大学数学科〔1949年〕卒
- 学位
- 数学博士(ペンシルベニア州立大学)〔1957年〕
- 勲章褒章
- 自由勲章(米国大統領)〔1997年〕
- 経歴
- 国防エレクトロニクス関連企業に勤めた後、1977〜81年カーター政権で研究・技術担当国防次官。’88〜93年スタンフォード大学教授兼同大国際安全保障軍備管理センター共同所長。’93年3月クリントン政権で国防副長官となり、’94年1月〜’97年1月国防長官。’97年よりスタンフォード大学上級研究員。’98年11月対北朝鮮政策調整官に就任、’99年5月大統領特使として北朝鮮を訪問、「ペリー報告書」をまとめた。2000年9月辞任。2006年には北朝鮮への先制攻撃論を展開し論議を呼んだ。またブッシュ政権にイラク政策見直しを提言した“イラク研究グループ”のメンバーでもある。ステルス戦闘機技術の生みの親といわれる軍事技術問題の専門家。2007年に共同論文「核兵器のない世界」を発表した“四賢人”の一人。共著に「予防防衛―米国の新たな安全保障戦略」などがある。1999年3月来日。黒船来航のペリー提督は5世代前の伯父にあたる。2010年12月日本経済新聞に「私の履歴書」を執筆。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報