化学辞典 第2版 「ウィルゲロット反応」の解説
ウィルゲロット反応
ウィルゲロットハンノウ
Willgerodt reaction
アルキル=アリール=ケトンを多硫化アンモニウムとともに加熱することにより,同炭素数の酸アミドに変換する反応.ケトン以外にオレフィンも同様の酸アミドを与える.多硫化アンモニウムのかわりに,硫黄とモルホリンを用いてチオアミドを得る方法は,ウィルゲロット-キンドラー反応とよばれる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報