ウィンドウズ3.1(読み)うぃんどうずさんてんいち

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ウィンドウズ3.1」の解説

ウィンドウズ3.1

ウィンドウズ98の2つ前にあたる基本ソフト(1つ前はウィンドウズ95)。マイクロソフトは、ユーザーマウスを使って操作する環境として、1983年にウィンドウズ1.0をリリース。当時はウィンドウズを動かすためにはMS-DOSという基本ソフトも必要だった。マイクロソフトは、その後、ウィンドウズシリーズを着々と改良し、ウィンドウズ3.1によって大きく普及させることに成功した。ウィンドウズ対応のアプリケーションソフトが急速に増え始めたのもウィンドウズ3.1から。そうした意味でも、ウィンドウズ3.1は、今日のウィンドウズの成功の、そしてそれによるマイクロソフトの成功の基盤を作ったソフトウェアだといってよい。ただし、ウィンドウズ3.1でも、MS-DOSが必要なことは変わりなかった。MS-DOSがいらない基本ソフトとして一本立ちしたのは、ウィンドウズ3.1の次として1995年に発表されたウィンドウズ95になってから。

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