MS-DOS(読み)えむえすどす

日本大百科全書(ニッポニカ) 「MS-DOS」の意味・わかりやすい解説

MS-DOS
えむえすどす

Microsoft Disk Operating Systemの略。アメリカマイクロソフト社が開発したパソコン用のOSオペレーティングシステム)。使い方キーボードから文字命令コマンド)を打ち込む方式。現在は同社Windowsウィンドウズ)というオペレーティングシステムが主流になり、MS-DOSを使うことは特定用途を除いてほとんどなくなっている。

[中島由弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「MS-DOS」の意味・わかりやすい解説

MS-DOS
エムエスドス

アメリカ合衆国の企業マイクロソフトの代表的なパーソナル・コンピュータオペレーティングシステム OS。Microsoft Disk Operating Systemの略。1人の利用者に対して一つのアプリケーションプログラムだけを実行できるシングルユーザー・シングルタスクの OSで,おもな機能は,ファイルの管理,入出力制御,その他のコマンドの処理である。当初はインテル製 8ビットマイクロプロセッサを積んだ IBM製のパソコン IBM-PC用の PC-DOSとして開発され 1981年に発売,その後汎用化した MS-DOSとして発売された。1993年のバージョン6まで開発が続いたが,1995年のウィンドウズ95(→ウィンドウズ)の登場で単体の OSとしての役割を終えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報