ウッドハウス石(読み)ウッドハウスせき

最新 地学事典 「ウッドハウス石」の解説

ウッドハウスせき
ウッドハウス石

woodhouseite

化学組成CaAl3(P0.5S0.5O42OH6鉱物。三方晶系,空間群, 格子定数a0.6979nm, c1.6214,単位格子中3分子含む。微細な擬立方体結晶。無~白~ピンク色,透明~半透明,ガラス光沢。劈開{0001}に完全,硬度4.5,比重3.01。薄片では無色,屈折率ω1.636,ε1.647,一軸性正。明ばん石上族,ビューダン石(beudantite)族の一種。CaはSrやCeなどと置換されることがある。紅柱石やパイロフィライトなどの「ろう石」鉱床中に石英・トパーズ・天らん石・憐ばん土石(augelite)などと産するほか,噴気地帯や洞窟堆積物中にもみられる。日本では群馬県吾妻郡嬬恋村奥万座の噴気地帯に産出。名称は米国の鉱物コレクターC.D.Woodhouse(1888~1975)にちなむ。

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参照項目:明礬石上族

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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