うぽうぽ

精選版 日本国語大辞典 「うぽうぽ」の意味・読み・例文・類語

うぽ‐うぽ

[1] 〘副〙 (「と」を伴う場合もある。「うぼうぼ」とも) 水面に物が浮かび漂うさまを表わす語。うっぽうっぽ。
洒落本・瓢金窟(1747)「一瓢之浮水也、汎汎(ウポウポ)去来風
浅草紅団(1929‐30)〈川端康成〉二〇「瓢箪池にもその死骸が、うぼうぼ浮いてるんだぜ」
[2] 〘形動〙 心が定まらないでうかれているさま。うっぽっぽ。うぽっぽ。
浄瑠璃双蝶蝶曲輪日記(1749)六「与五郎殿をようあんなうぽうぽにしをったなア」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android