ウルジャーイトゥー廟(読み)ウルジャーイトゥーびょう(その他表記)Mausoleum of Sultan Oljeitu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウルジャーイトゥー廟」の意味・わかりやすい解説

ウルジャーイトゥー廟
ウルジャーイトゥーびょう
Mausoleum of Sultan Oljeitu

イランスルターニエに,イル・ハン朝第8代のハン,ウルジャーイトゥーが 1305~13年に建てたみずからの墓廟で,中世イスラム廟建築を代表する遺構。大ドームをいただき,八角形を示す幾何学的構成をもつ本体と,一方向へ突き出た低い墓室とからなる。荒廃しているが,もと屋上には8基のミナレットが建ち,壁面には淡青色基調とする彩釉タイル装飾が施されて,壮麗な外観を呈していた。 2005年世界遺産の文化遺産に登録。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む