日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウルミーエ」の意味・わかりやすい解説 ウルミーエうるみーえUrmīyeh イラン北西部、西アゼルバイジャン州の州都。ウルミーエ湖西岸にあり、標高1332メートル。人口43万5200(1996)、73万6224(2016センサス)。年降水量370ミリメートル。旧称レザーイーイェ。ゾロアスターの生地と伝えられている。アルメニア人、アフシャール人、トルコ人、ユダヤ人、ネストリウス派キリスト教徒などが多く住む。この町の周辺はイランでも豊かな地方で、人口密度も高く、果樹園、タバコ、ワタ畑などが一面に広がっている。[岡﨑正孝] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例